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なぜ2022年が値上げラッシュの年なのか?その理由と家計へのダメージを最小限にするコツ

なぜ2022年が値上げラッシュの年なのか?その理由と家計へのダメージを最小限にするコツ

年明け早々、食料品・日用品・電気代・飲食店など、さまざまなものの価格が引き上げられています。

これまでも値上げはありましたが、今後も「値上げラッシュ」は止まる様子がありません。2022年が「値上げの年」となったのは、なぜなのでしょうか。

今回は、2022年がなぜ「値上げラッシュ」の年なのか、原因と家計を防衛するコツを紹介します。

なぜ値上げが起きているのか?

値上げのイメージ

2021年頃からじわじわと始まった「値上げラッシュ」。2022年の春には価格の引き上げが一気に加速して、暮らしに関わるほとんどの商品・サービスが高騰しました。

もはや、値上げされていない商品を探す方が大変なほど…。

このような2022年の値上げラッシュは、なぜ引き起こされるのでしょうか。考えられる理由としては3つあります。

(1)新型コロナウイルス&原油の高騰によるもの

まず考えられるのが、「新型コロナウイルス」感染拡大の影響です。

一時期、コロナの感染者数は減少した際、ものの需要が高まりました。その結果、製造が間に合わず労働者が足りない事態に…。

このように、コロナ禍で需要が供給力を上回ってしまったことも1つの要因です。さらに、原油の価格高騰というダブルパンチも値上げに拍車をかけています。

(2)ロシアによるウクライナ侵略によるもの

ウクライナ危機も、私たちの家と無関係とは言い切れません。

2022年春、小麦の価格が一気に引き上げられたのは、ウクライナが小麦の生産・輸出主要国であるためです。昨年アメリカは小麦の不作が続いたことも、小麦の値上げへと影響しています。

(3)止まらない円安&インフレ

2022年の値上げラッシュは、コロナとウクライナ侵略だけが原因ではありません。なぜなら、日本はコロナ禍以前から景気が悪く、円安・インフレから脱却できていないからです。

円安によって「円の価値」が下がれば、他国に商品・サービスの購入費がかさみます。外国からの輸入に頼っている日本にとって、円安による値上げは避けられません。

2022年4月からさまざまなものが値上げ

食品や生活必需品の値上げ

2022年4月は「値上げの春」と言われるほど、価格引き上げのオンパレードです。そこで今回は、4月以降値上げされた商品・サービスのうち、家計へのダメージが大きいものをピックアップしました。

5月以降値上げする商品についても併せて紹介します。

家庭用油

日清オイリオでは、4月納入分の家庭用サラダ油の価格を引き上げました。

炒めものや揚げものなど、毎日使う油の値上げは、家計にとっても苦しいものです。今後は、自宅で揚げ物をする頻度が減るかもしれません…。

ケチャップ

カゴメでは、原材料のトマトペーストが高騰した影響で、トマト製品の値上げを実施しました。

トマトジュース、トマトソースも値上げとなりましたが、中でも困るのは「トマトケチャップ」。最大9%の引き上げは、今後の食費にどう響いてくるのでしょうか…。

冷凍食品

コロナ禍で需要が伸びた、冷凍食品も4月以降値上げが続いています。

東洋水産では、冷凍うどんを始め、約100品もの冷凍食品の価格が引き上げられたとのこと。冷凍食品も、気軽に買えない時代になる日は近いかも…。

トイレットペーパー

日用品の値上げも地味に行われていますが、トイレットペーパーの価格引き上げはかなりの痛手。毎日使うものなので、買わないわけにもいきません。

電気代

今年は、電気代の値上げが止まりません。この春、大手10社の電力会社のうち、なんと7社が値上げに踏み切ったとのこと…。

筆者も3月・4月の高すぎる電気代を見て、しばらくノックアウト状態でした。これからやってくるエアコン必須の夏、電気代の値上げはどれだけ影響があるのでしょうか。

2022年5月以降に値上げが予定されているもの

4月はまさに「値上げ祭」のような1ヵ月でしたが、これで終わりではありません。すでに、5月以降の値上げも続々と発表しています。

【5月】
・タイヤ
・アイス
・コカ・コーラの飲料
・カセットガス
…など

【6月】
・冷凍食品
・即席麺
・強力系小麦粉
・穀物酢
…など

【7月】
・お~いお茶
・食パン
・オリーブオイル、ごま油
・クリームチーズ
…など

【8月】
・家庭用パスタ
・かまぼこ
・レトルトカレー
・ビスコ
…など

これから冷たい飲み物がおいしい季節、ドリンク類の値上げは苦しいですね。アイスの値上げも、地味に家計へ響きそうです。

自動車を所有している方は、タイヤの値上げも見過ごせません。これにより、自動車の維持費が上がることは明確です。

家計へのダメージを最小限にするコツ5つ

これほど値上げが続くと、家計への打撃は相当なものです。しかし、ものの価格が上がっても収入は増えません。

値上げラッシュによる家計危機を乗り切るには対策が必要不可欠。ダメージを最小限に抑える対策として、5つの方法を考えました。

(1)ショッピングはキャッシュレス決済を1~2種にしぼって利用

スマホ決済のイメージ

キャッシュレスが普及し、現金で支払うのはもったいない時代となりました。
普段からキャッシュレスを利用している方は多いかと思いますが、よりお得に効率よく使うのなら、1~2種類にしぼって利用することをおすすめします。

なぜキャッシュレスをしぼった方が良いのか、その理由は以下です。

  • ポイントを効率よく貯められる
  • 家計管理がしやすい
  • キャンペーンにも的をしぼって参加できる

キャッシュレス決済を使い分けするのは良いのですが、あまりに多いとポイントがバラついてしまいます。

ポイントは、効率よく貯めて使い切ることが重要。ただし、キャッシュレス決済は通信エラーが起きることも度々あるので、最低でも2種類持っておくと良いです。

利用するのなら、キャンペーンが多く対象店舗も多い「PayPay」「楽天ペイ」「d払い」「auPAY」がおすすめ。決済サービスごとに特徴やメリットがありますので、暮らしの中で使いやすいものを選びましょう。

(2)なるべくポイント2重取りができる店舗を選ぶ

買い物で貯められるポイントは、1種類だけではありません。店舗によっては、2重・3重・4重取りできちゃうところも!

参考までに、ポイント2重取り以上が可能なお店をいくつか紹介します。

マツモトキヨシ:最大4重取り!

マツモトキヨシのロゴ
出典:マツモトキヨシ

マツモトキヨシは「ANAカードマイル」加盟店のため、ANAカード払いで最大4種類のポイントが付きます。

〈ANAカード払いで最大4重取り〉
① マツキヨ独自のポイント
② dポイント
③ ANAカード決済ポイント
④ ANAカードマイルプラスポイント

また、マツモトキヨシはスマホ決済を利用でポイントを3重取りできます。

〈ポイント3重取りの3パターン〉
1.マツキヨカード&dカード提示&d払い→ポイント3重取り
2.マツキヨカード&dカード提示&PayPay払い→ポイント3重取り
3.マツキヨカード&dカード提示&auPAY払い→ポイント3重取り

さらに、マツモトキヨシの公式アプリクーポンを利用すると、マツキヨポイントの付与率がアップします!公式アプリのゲームクーポンの他、はがきやLINEのお友だちクーポンもありますので、ぜひ活用してください。

\ポイントサイト経由でさらにポイント還元/

トモズ:最大3重取り!

トモズのロゴ
出典:トモズ

「トモズ」でも、独自ポイントと合わせてポイントの3重取りが可能です。

〈ポイント3重取りの2パターン〉
1.トモズカード&dカード提示&d払いで、ポイント3重取り
2.トモズカード&Pontaカード提示&auPAY払いで、ポイント3重取り

トモズは、月によってポイントアップデーを実施します。「ポイント5倍」「ポイント10倍」など内容も異なれば、開催も不定期です。

ポイントアップのお知らせは公式アプリにて配信していますので、店舗登録しておきましょう!トモズを頻繁に利用する方は、店頭に掲示してあるカレンダーでも確認できますよ♪

さらに、PayPay決済やauPAYのチャージをクレジットで行えば、カード利用分のポイントも追加されます。クレジットカードのチャージ分も獲得できれば、実質ポイント4重取りです。

(3)日用品のお買い物はネットのセールやクーポンを活用

できるだけ「定価で買わない」ことも、値上げ対策のひとつです。
楽天市場Yahoo!ショッピングでは、期間・日程を分けてお得なセールやキャンペーンを実施しています。

〈楽天市場の主なセール〉
  • 「5のつく日」※5日・15日・25日
  • 「お買い物マラソン」※月末月初の開催が多め
  • 「楽天スーパーセール」※年4回(3月・6月・9月・12月)

楽天市場の公式サイトへ

〈Yahoo!ショッピングの主なセール〉
  • 「5のつく日」※5日・15日・25日
  • 「プレミアム感謝デー」※不定期開催
  • 「買う買うサンデー」※毎週日曜日
  • 「ゾロ目の日」※11日・22日

Yahoo!ショッピング公式サイトへ

この他、Amazonの「タイムセール祭」など、サイトによってお得な日が必ずあります。ネットショッピングはタイミングを合わせて利用するだけで何倍もお得!キャンペーンは定期的にチェックしてみてください。

Amazonの公式サイトへ

(4)プライベートブランド(PB)を購入する

ドラッグストアやスーパーの「プライベートブランド(PB)」は、有名メーカーの商品よりも価格がお手頃。値上げの動きを見ても、有名メーカーでは価格引き上げが相次いでいますが、PBは据え置きでの販売が多めです。

なぜPB商品が安いのか?
その理由は、製造・販売コストが低いことにありました。

PB商品は、ドラッグストアやスーパーが独自のブランドとして製造・販売しているため、広告費や物流などのコストを抑えることが可能。この仕組みにより、高品質でも低価格な商品を提供できています。

イオンのプライベートブランド「トップバリュ」
出典:イオンのプライベートブランド「トップバリュ」

PB商品だからといって、商品の質が極端に落ちることはほぼありませんので、ご心配なく♪

(5)固定費を見直す

案外見落としがちなのが「固定費」。食費や日用品費など、毎月支出が代わる「変動費」を抑えるよりも、毎月決まった額の支払いが発生する「固定費」を減らした方が、節約のメリットは大きいんです!

2022年値上げした電気代やガス料金、スマホ料金、サブスク(音楽や動画など)、保険料など、毎月必ずかかる固定費はたくさんあります。

値上げが続くこの機会に、家庭の固定費を見直すことも節約のひとつです。もしかしたら、使わないで解約し忘れている会員サービスが見つかるかも…!?

止まらない2022年の値上げは「くふう」で乗り切ろう

OKサインをする女性

4月に起きたような値上げラッシュは、今後も続いていくことが予想されます。すでに、5月以降の値上げも予定されている中、私たちにできることは家計を防衛するくふうです。

支払い方法や買い物の仕方を変えたり、家計を見直したりすることで、値上げによるダメージを軽減できます。まずはできることから少しずつ実践して、苦しい値上げに対処していきましょう。

お得・節約
この記事を書いた人
三木 ちな

子ども3人のママライターです。
“お得に生活すること“を、常に心がけています。
趣味は、貯金・節約・お得情報をリサーチすること。普段の支払いは、基本的にすべてキャッシュレス!

極力現金を持たない、豊かなキャッシュレスライフを謳歌中です♪「楽しくお得に!ラクに暮らすこと」をモットーに、日々お得な情報にアンテナを張っています。
知っていると得する情報や、節約に役立つ豆知識をお伝えします。

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