イオンカードのキャッシング枠、知らないと損してるかも?持っておくと得する年会費無料のカード

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イオンカードのキャッシング枠、知らないと損してるかも?持っておくと得する年会費無料のカード

「20日・30日は5%オフ」など、イオン系商業施設でお得に使えるイオンカードは、ショッピングはもちろんキャッシングの分野でも大きな独自性を持っています。

クレジットカードのキャッシングは、一般的に少額の借入れに使うものとされますが、イオンカードなら本格的な借入れに使う余地もあります。

この記事では、イオンカードでのキャッシングの基本や使い方のコツ、イオンカードならではのメリットなどをご紹介します。

目次

「イオンカード」キャッシング枠の基本と使い方のコツ

最初に、イオンカードのキャッシングの基本使い方のコツをお知らせします。イオンカードのキャッシング枠は以下のとおりです。

  • 借入れの種類・・・1回払いまたはリボ払い
  • 借入方法・・・振込み融資またはATMで引出し
  • 返済日(カード引落し日)・・・毎月2日(土日祝日の場合、次の平日)
  • リボ払いの返済金額・・・締め日(毎月10日)時点の借入額に基づき、3,000円から3万円

1回払いのメリットは、リボ払いにありがちな「借りっぱなし」と「利息を支払い続ける危険」を防ぎやすいことです。ただし、1回払いでも一度に返せない場合は、結局途中でリボ払いに変更することになります。

リボ払いには、随時返済できる利点があります。
リボ払いの場合「月々いくら返せばいい」という考え方は危険です。義務付けられた金額だけを返すのではなく、積極的に随時返済し利息を軽減させていくのが使い方のコツです。

「イオンカード」キャッシング枠の独自性

数あるクレジットカードの中でも、イオンカードのキャッシングは個性的です。
ここからは、その個性的なサービスを詳しく見ていきましょう。

希望せず付与されるキャッシング枠

クレジットカードのキャッシング枠は消費者金融カードローンと同じ性質です。その理由としては、「貸金業法」が根拠法令となっているためです。

ですが、イオンカードについてはイオン銀行が発行しているため、銀行法に基づきキャッシング枠が付けられています。

そのため、イオンカードは申込みの際にキャッシングの希望の有無・額を問いませんイオン銀行が審査によってキャッシング枠を付与してくれます。

貸金業法が根拠だと、専業主婦・主夫(自らの収入がない)に対しては、キャッシング枠の付与が不可能ですが、イオン銀行の場合は、専業主婦(夫)であってもキャッシング枠付与の可能性があります。

地銀系ではない、全国規模のカードでは非常に珍しい存在です。

キャッシング枠が大きすぎるときは?

審査により、頼まないのに付与されたキャッシング枠が過大、またはまったく不要の場合、イオンカードの会員用Webサイト「暮らしのマネーサイト」の「ご利用可能額の確認・設定」で額を減らせます(ゼロにもできます)。

必要ではない場合、Webで設定が変更できるので簡単です。

キャッシング枠を増枠したいときは?

審査により付与されたキャッシング枠が物足りない場合は、「暮らしのマネーサイト」で増額を申し込めます。ただし、キャッシング枠付与時から信用がアップしていないと、申し込んでも審査に落ちるだけです。

入会後6ヶ月~1年程度はイオンカードを積極的に活用し(ショッピングでよい)、信用をアップしてから申し込みましょう。

24時間即時振込で融資が受けられる

銀行振込は現在、一部の金融機関を除いて24時間対応となっています(モアタイムシステム)。土日祝日でも、相手の口座に振り込めるようになっています。

ですが、この便利な仕組みはクレジットカード界ではそれほど活用されておらず、多くのカードは平日日中にしか振り込んでくれません。

貴重な例外のひとつがイオンカードで、必要なときにいつでも振込みによる融資を受けられます。これは、消費者金融大手並みのサービスといえます。

以前はイオン銀行口座限定のサービスでしたが、現在はモアタイムシステムに参加している金融機関ならどの口座でも対応しています。手数料は常に無料なので、借入れの際には振込みがおすすめです。

随時返済がいつでもATMで可能

キャッシングとは、つまり「借金」なので、できる限り利息を抑えて使いたいもの。カードの支払日を待たず、お金ができた際に早く返せば利息も安くて済みます。

ですが、次のように随時返済が面倒なクレジットカードは数多くあります。

  • 返済手段が振込みしかない(振込手数料は利用者負担)
  • 振込み実行の前に、カードデスクに電話をして相談しなければならない
  • コロナ禍でなかなか電話がつながらず、その間の通話料も負担しなければならない

このようなカードの場合、返すお金があってもつい借りっぱなしになりがちで、無駄な利息が生じます。
イオンカードはこの点に関して便利で、リボ払いでのキャッシングがATMでいつでも返済可能(1,000円単位)。端額は次の支払日に引落しとなります。

ATM手数料は以下の通りです。

  • イオン銀行・・・無料
  • ゆうちょ銀行・・・無料
  • その他ATM・・・1万円まで110円、1万円以上220円

イオン銀行ATMも増えているので、ゆうちょ銀行と合わせ手数料無料で返済できるチャンスが多くあります。

振込みでの随時返済も可能ですが、ATMが便利です。

金利が安くなることがある

クレジットカードのキャッシングの金利はおおむね固定されており、下がることはありません。

多くのカードの金利は18.0%(利息制限法における、100万円未満の借入れの場合の上限金利)です。ゴールドカード等で15.0%(100万円以上の借入れの場合の上限金利)という設定もあります。

一方、イオンカードの場合は7.8%~18.0%という、カードローン商品のように幅のある金利の設定がなされています。

ごく一般的な18.0%の設定のこともありますが、審査次第で優遇された金利を適用してもらえる人も多いわけです。

金利が14.0%程度にまで下がれば銀行カードローン並となるため、イオンカードのキャッシング枠は主たる借入手段として使える可能性が高くなります。

ちょっと注意:即日融資は受けられない

一つ、イオンカードのキャッシングの不便な点も挙げておきます。

イオンカードは比較的、申込みから到着までに時間を要します(10日~2週間程度)。そのため、急いでお金を借りたい人がカードを申し込んでも間に合いません。ちなみに、店舗で即日発行してくれる仮カードではキャッシングはできません。

年会費無料のイオンカードは、まさかのときの備えで1枚作っておくとよいでしょう。

「イオンカード」キャッシング枠の活用方法

スマホとカード

では、ここからはイオンカードのキャッシング活用の方法をさらに考えてみます。

給料日までのつなぎとして

例えば、結婚式のご祝儀を支払う必要などがあり、ある月の生活費が給料日前に尽きてしまったとします。そういった、ちょっとした現金が必要な際はキャッシングの出番です。

月の20日に、2万円を振込融資(リボ払い)で借り入れて、25日にATMで返済するケースを考えます。
金利18.0%の場合、5日間の利息は以下のようになります。

20,000 ×18.0% ÷ 365 × 5 =49.32

利息は49円です。

カード支払日の前日夜にキャッシングで対応

クレジットカードや公共料金の支払日前日に、銀行残高が足りないことがあります。この場合、引落し前日に対応できれば助かりますよね。

イオンカードのキャッシングなら、24時間振込対応なので前日対応が可能。前夜に銀行残高を増やしておけば、安心して翌日を迎えられます。

カード引落日の増額返済も可能

イオンカードの支払日は毎月2日となり、比較的めずらしい日付です。

キャッシングのリボ払いをしていると、毎月2日に残高に応じた金額(3,000円から3万円)が引き落とされます。この引落しの際に増額返済も可能です。増額返済をするには、前月19日までに「暮らしのマネーサイト」で手続きする必要があります。

利息を減らせる増額返済ですがデメリットもあります。それは、実際の引落日である2日まで利息が発生し続けること。

できれば増額より、確実に利息を減らせるATMでの随時返済を活用することをおすすめします。

スピーディーな振込と随時返済をうまく活用しよう

イオンカードのキャッシングはとっても個性的。法律上の根拠も他のカードと違い、イオンカードならではの機能が多くあります。即時振込と、ATMでの随時返済が便利な点は特筆すべきでしょう。

金利の設定によっては、利息も安く使えことかと思います。しかもカード発行・年会費は一切無料メインのキャッシングにもおすすめですよ。

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この記事を書いた人

キャッシュレスは単なる支払い手段ではなく、生活を豊かにしてくれますよ。
キャッシュレス関連の記事執筆と、自己アフィリエイト、キャンペーン等の実践で生活している弁天小僧です。クレジットカードは常時10枚持っています。
人さまにもおすすめしたいのは、年会費無料で還元率1.5%になり、モバイルSuicaとの相性もいいエポスゴールドカードです。

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