5月1日or2日は「緑茶の日」!緑茶の効能や茶がらの意外な活用方法

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5月1日or2日は「緑茶の日」!緑茶の効能や茶がらの意外な活用方法

5月1日または2日は緑茶の日と言われています。

日本では日常的に飲まれている緑茶は、なんとなく健康に良いんだろうなというイメージはありますよね。実は、緑茶には色々な注目すべき成分がたくさん含まれています。

この記事では、緑茶の成分や効能に加えて、普段では捨ててしまうお茶を淹れた後の「茶がら」の再利用方法についてをご紹介します。緑茶の日に緑茶を飲んだ際は、ぜひ実践してみてくださいね。

目次

立春から八十八夜を数えた「緑茶の日」

緑茶畑

5月1日または2日と日付が定まっていないのは、立春の2月4日から八十八夜を数えた日付を「緑茶の日」と定めているため。その年によって2月の日数が変わるため、5月1日または2日となります。

ちなみに、2022年の緑茶の日は5月2日です。

「緑茶の日」は、東京都港区東新橋に事務所があるお茶文化を広めることを目的としている公益社団法人 日本茶業中央会が制定しました。

「緑茶の週間」には茶摘み

緑茶の日は5月1日または2日ですが、昭和の日の4月29日からこどもの日である5月5日までは緑茶の週間とも言われており、この期間に茶摘みを行うことが多いです。全国的にも茶摘み体験や新茶の試飲会などが開催されます。

緑茶の週間の中でも、緑茶の日に茶摘みを行った新茶は八十八夜という末広がりの八が2つの含まれていることから、新茶は不老長寿や無病息災の縁起物と言われています。

緑茶は上流階級のものだった

お茶の歴史はかなり古く、紀元前2700年頃の中国で初めて発見されたのではないか(諸説あり)と言われています。はじめはお茶として飲むわけではなく野草として茶葉を食べていたようです。

日本にお茶がやってきたのは平安時代初期の815年頃。日本に来たばかりのときは貴族や僧侶が楽しむ上級階級の人々だけが楽しむかなりの高級品だったそうです。

一般に広がり始めたのは江戸時代。上級階級の人々は抹茶を、一般の人は茶葉を煮出したもの(現在の緑茶に近い)を楽しんでいました。

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緑茶に含まれる注目の成分・効能

緑茶・冷茶

緑茶には注目して欲しい4つの成分が含まれています。これらの成分はさまざまな嬉しい効能があるため、これらを見れば毎日緑茶を飲みたくなることでしょう。

ただし、人によっては胃を痛めたりする可能性もあるので、体調に異変があればすぐに飲むことを中止してくださいね。

カテキン

緑茶に含まれるタンニンは、ポリフェノールの一種でカテキン類に分類されます。緑茶の渋みと後味の甘みはカテキンのものです。カテキンには主に3つの効果があります。

コレステロールの低下
・カテキンにコレステロールの吸収を抑える効果があるため
体脂肪の低下
・カテキンには脂肪の吸収を抑える働きがあるため
抗酸化作用
・カテキンには活性酸素を除去、つまり抗酸化作用がある
・動脈硬化や心筋梗塞、脳梗塞の予防が期待できる
・活性酸素が除去されるため美肌効果もある

カフェイン

緑茶だけではなく、紅茶やコーヒーにも含まれるカフェインには、覚醒作用があるため疲労感や眠気の対策として期待できます。利尿作用や二日酔い防止作用があるため、お酒を飲みながら緑茶を飲むといいでしょう。

ただしカフェインが含まれているため、妊婦さんやカフェインで胃が荒れてしまう人は避けるようにしてください。

テアニン

テアニンを取り入れると脳の神経細胞の保護、緊張の緩和、筋肉の緩み、血管拡張による血行良好などの作用があります。

そのため、リラックス効果があり集中力のアップが期待できます。

GABA

GABAとは脳内に存在する神経伝達物質の一種です。脳へ酸素の供給量を増やすことで脳細胞を活性化、精神を安定させます。

この成分は、体内ではグルタミン酸からつくることもできます。

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緑茶の茶がらを再利用

緑茶・茶がら

緑茶を淹れると、どうしても残ってしまう「茶がら」。実は捨ててしまうのはかなりもったいないほど緑茶のいい成分が残っているんです。

緑茶の日に緑茶を楽しむだけではなく、茶がらも有効活用しましょう!ここからは、茶がらの再利用方法についてご紹介します。

料理に再利用

緑茶を淹れた後の茶葉にもカテキン、必須ビタミン、ミネラル、食物繊維などが豊富に含まれています。様々な食事と掛け合わせることで緑茶のいいところを全て取り入れることができます。

【例えばこんな料理に…】
・わかめや塩昆布と合わせてたふりかけ
・パウンドケーキ生地に練り込んで緑茶パウンドケーキ
・緑茶の苦味が癖になる茶がら入りレンコンのきんぴら
・緑茶を練りこみ肉の臭みを消したハンバーグ

消臭剤に再利用

緑茶に含まれているカテキンは殺菌と消臭作用があります。そのため茶がらを混ぜた洗剤で包丁やまな板を洗ったり、乾かした茶がらを冷蔵庫に入れると自然の消臭剤として効果抜群です。

1週間程度を目安に取り替えるといいでしょう。

緑茶風呂の入浴剤に再利用

お風呂に入れるという再利用方法もあります。使い方は、ガーゼや布製の袋、ストッキングなどに茶がらを入れて湯船にほりこむだけ。

昔はニキビができたら緑茶風呂に入ればいいと言われるほど、茶がらには美容成分がたっぷりと含まれています。保温・保湿効果も抜群のため冷えや乾燥が気になる方は挑戦してみましょう。

角栓が気になるのであれば、茶がらを入れたストッキングで優しくこすると角栓が浮き上がってきます。ただし、入浴後は浴槽に茶渋がつかないようにしっかりと掃除しましょう。

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シンプルに緑茶を飲むも良し、アレンジを楽しむも良し

お茶・クッキー

5月1日または2日頃は、新茶と呼ばれる美味しい緑茶が多く販売される時期です。お茶の専門店はもちろん、飲食店でもお茶に関連したメニューも増えることと思います。

「緑茶の日」が近づいた時期には、緑茶を飲んだり、茶がらを使ったアレンジレシピなどの再利用にチャレンジしてみてもいいですね。

一年を通して「◯◯の日」というものは多く存在しますので、季節を感じながらその時の旬を楽しんでみてはいかがでしょうか。

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\お茶専門店で緑茶GET♪/

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この記事を書いた人

京都府在住。過去に保育園給食や障害児童デイサービスでの勤務経験があります。日々2羽の文鳥に邪魔されながらもWebライターとして終活・飲食・就職・副業・暮らしなど幅広いジャンルの執筆に取り組んでいます。
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