一人暮らしの電気で必要なアンペア数は?平均料金は?最適な電力会社の選び方

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一人暮らしの電気で必要なアンペア数は?平均料金は?最適な電力会社の選び方

もうすぐ新生活シーズンですね。
初めて一人暮らしをする方が増えるこの時期は、自活する上でやらなければならない契約も少なくありません。水道やガス、インターネット、そして何よりライフラインの要となる電力会社。これらを自力で済ませなければいけないところです。

ただし、多くの新社会人は学校で勉学に励んできたものの、ライフラインを提供する会社の適切な選び方については、ほとんど知識を得る機会がなかったことでしょう。そして意外と、親御さん世代も電力会社を選ぶ際に何を見て決めればいいのか? ということについてはそこまで詳しくないものです。

そこで本記事では、電力会社を選ぶ際にチェックしておきたいポイントや、どうすればおトクに電気料金を支払うことができるのかについてのお話をしていきたいと思います。

電力会社の選び方についての知識がないという方向けに分かりやすく説明していきますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

目次

一人暮らしの電気代・電気使用量の平均はどのくらい?

まず、本題に入る上で電気料金の平均的な価格と電気使用量の平均を、一人暮らし世帯の例を参照に説明していきたいと思います。

一人暮らしの電気料金の平均は5,000円程度

一人暮らしの場合の1ヶ月の電気代は、ここ数年おおよそ4,000~5,000円程度で推移してきました。ただ、現在は世界的な情勢が不安定ということもあり、電気代も値上がり傾向が高まっていることを考慮しなければなりません。

このため、新興の電力会社はそもそもサービス継続が困難という局面にも見舞われています。また、値上がりはますます顕著になるという見方が強く、現在多くの電力会社は電気料金の値上げを国に申請。目下経済産業省などがその審査を行っているところです。

事実上今後はさらに電気代が高騰していきますので、一人暮らしであっても6,000円ほどが平均となると考えておいたほうがいいかもしれません。あくまでも、これまでの平時においての平均的な電気代は4,000~5,000円程度で済んでいたとおぼえておきましょう。

一人暮らしの契約アンペアは20~30Aのケースが多い

また、電力会社と契約するにあたっては、アンペア数も任意で設定が可能です。
大体の世帯では20アンペアもしくは30アンペアで契約をしているのですが、そもそもアンペアとは、同時に電気を使用できる量を指した単位となります。

アンペア数が少ないと複数の家電を使用していると負荷に耐えられずブレーカーが落ちてしまいます。一方でアンペア数が多いと電力にも余裕があるものの、基本料金はその分高くなります。

もっとも、20アンペアも30アンペアも料金の差は300円あるかないかという微々たるものです。一人暮らしの賃貸住まいの場合は、このいずれかを選んでおけば、そこまで苦労をすることはないでしょう。

逆に一人暮らしであっても、たとえば常時稼働するエアコンや大型水槽があるなどの場合は、40アンペア以降の契約をしておくことが無難ですね。アンペア数の選び方としては「あんまり使わないかな」と思ったらひとまず20アンペアで様子を見る程度で大丈夫です。

電力会社を選ぶ際のポイント

さて。ここからは具体的に、新しく生活を歩む地域における、電力会社の選び方のポイントについて触れていきましょう。

原則、電力会社選びは住んでいる地域にサービスを提供している企業の中から選ばなければなりません。たとえば北海道に住んでいるのに、東京電力を契約することはできないということですね。

地域で契約できる電力会社は限られているということを理解しておく必要があります。その上で、お住まいの地域の電力会社の料金プランを比較することが大事なんですが、これが結構めんどくさいんですよね(笑)。

ただ、めんどくさいけれどもしっかり理解しておくことで損を防げますので、ちょっとそれぞれ、代表的なプランの説明をご覧ください。

基本料金+電力量料金の従量電灯プラン

一口に料金プランをチェックすると言っても、ライフスタイルによってそのプランもしっかり精査する必要があります。基本的にどこの電力会社でも提供しているのが「基本料金+電力量料金の従量電灯プラン」です。

毎月一定額の基本料金に加えて、それ以上に使った額があればその量を合算して支払うというのが、このプランになります。
ほとんどの契約者は、本プランを選択していると思われます。

時間帯によって料金が変わるプラン

電力会社の多くは、時間帯によって請求料金が異なるプランも用意しています。

大抵は夜間の電気料金が安くなりますので、夜型の方や、日中は仕事をしていて帰宅は夜になるという方には、こちらのプランもいいかもしれません。

ただし、該当の時間外の電気料金は割増ですので、自分の生活スタイルを崩さないうえでの電気利用が必須となります。意外と運用が難しいプランです。

基本料金が無料のプラン

電力小売販売自由化がスタートして以降目立つようになったプランに、基本料金無料というプランが存在します。新興の電力会社がこういったプランを打ち出したため、これに目が向く方も多かったところです。

電気を常に多く使うという世帯では利用する意義は大きいプランですが、そうでない世帯にとっては特にメリットはないでしょう。

また、近年は世界的なエネルギー事情も様変わりしていますので、新興の電力会社も大半はプランに変更を強いられています……。

ガスとセットのプラン

電気料金とガス料金のセットプランを提示する会社も存在します。

双方の毎月の利用料金合計から数百円程度値引きするという形の制度で、電気もガスもライフラインとして欠かせないため、これを活用することでお財布へのダメージを和らげる効果は期待できます。

当然、オール電化住宅にとっては無縁のプランとなります。
これも都市部ではよく見られるおトクなプランですね。

ポイントプログラムがあるかチェックする

電力会社によっては、使用した電気料金に応じてポイントが加算されるプランを用意しているケースもあります。

要はライフラインを使用したポイ活ですね。
還元率はおおよそ200円ごとに1ポイント。このレートも従来のポイ活とよく似ています。

今後、こういったプランを提示する電力会社はより増えることが予想されます。選び方としては横道に逸れる形になりますが、なかなかどうして、これも長期的に見るとかなりバカにできないところです。

電気料金の支払いでポイントが貯まる仕組みがあるとおトク

前項のラストでは、ポイ活のような運用が可能な電気料金プランについて説明をしましたが、これと併せておぼえておくと便利なのが、電気料金の支払いによるポイ活の有用性です。

例えばクレジットカードで公共料金の支払いをする場合、券種によってはポイントの還元が行われることとなっています。

契約前にクレジット払いが可能かどうかをチェック

電気料金の場合、クレジット払いでのおおよその還元率は0.5~1%程度となりますが、微々たる額であっても一度保有したポイントは腐りませんし、毎月支払う関係上、いずれは無視できないメリットにまで膨れ上がります。

公共料金の明細を使った支払いの場合はこのような還元は受けることができません。新社会人になるにあたっては、公共料金の支払いで得られる還元ポイントの額を目安に、クレジットカードを1枚ぐらい作っておくことをおすすめします。

その上で、発行したいと考えているクレジットカードが、そもそも電力会社の支払いに対応しているかどうかの確認もお忘れなく。
券種によってはいくつかの電力会社の支払い不可ということもありますので、ここはしっかりと事前にチェックしておきましょう。

PayPayなどで支払い可能な電力会社はさらに利便性アップ

近年では、電子マネー決済での支払いに対応した電力会社も登場しています。例えば、電気料金の支払いがPayPayアカウントやLINE Payの残高で支払い可能というのは大変便利です。

現金の持ち合わせがないといった事態は、一人暮らしをスタートした初期には意外とよくあるもの。こういうときに、支払いの選択肢が多いのは嬉しいですね。

ただ、電気料金の支払いにかかるキャッシュレス決済の場合はポイント還元がなされないというケースもあるので、事前に把握しておくことがガッカリを防ぐコツです。

電気料金プランを無料で比較できるサービスも!

どの電力会社を利用すれば安く済むのかについては、大抵その地域の名称に「電気料金」と「比較」を打ち込んでGoogleで検索すると、概ねの評判が把握できます。ただし相見積もりのようなサービスはやっていないので、最終的には契約者個人の判断でどの電力会社を選ぶかを決定する必要があります。

正直「新天地でいきなりそんなことやれと言われても選び方も分からん!」という方がほとんどでしょう。そういう方には、新電力の電気料金比較ナビ「電気チョイス」の利用がおすすめ。

フォームから無料相談を申込することで、電力切り替えや契約に精通した専任スタッフがいくつかの“新電力会社”のお得なプランを提示してくれるというサービス。あとは気に入ったプランがあればそちらの契約を委任することで、そのまま手続きに移行できるという仕組みになっています。

WEBから24時間いつでも相談が可能となっていますし、この「電気チョイス」を経由してキャンペーン期間中に契約、この際に諸条件を満たせば最大30,000円のキャッシュバックをするというキャンペーンも実施中です。

電気チョイスで3万円キャッシュバック!

ただし、新電力にはデメリットもあり、その最たるものが倒産です。
また、寒波や燃料高にかかるエネルギー供給事情の悪化などによっての電気代高騰リスクは無視できません。

既に新電力を提供する小売事業者の中には、倒産や撤退、新規申込を停止した企業もありますので、出来れば周りに相談をするなどして十分デメリットも理解した上で利用することが肝要となります。

もっとも、現状では従来の大手電力会社もどのみち値上げは不可避ですので、今後はどの電力会社と契約していても、お財布の負担は増えることになるのですが……。

今回のまとめ!電力会社の選び方は、柔軟かつシンプルに!

電球・本

ということで今回は、新社会人になる方々に向けて「どの電力会社やどんなプランで契約すれば失敗がないのか」ということに絞ったお話をしていきました。

簡単に言えば、迷ったらみんながやっているプランの契約をトレースすれば損は少なく、支払いはクレカにするとちょっとだけおトクで、新電力についての知識が深まったら「電気チョイス」を利用するなどして乗り換えると賢く使える可能性がありますよ、という感じですね。

電気は生活に欠かせないパートナーですから、初動でしっかり、間違いのないプランを選択して快適に過ごしましょう!

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この記事を書いた人

主にネットニュースサイトへの執筆で生計を立てている文筆業。“男性はあらゆる点で女性より弱い”を信条に、恋愛や芸能コラムに取り組む。いくつかの食い扶持に困るような資格を持ち、特技はパチンコ台の釘調整や潜水、人形製作など多数

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