「クロネコヤマトの宅急便♪」でおなじみのヤマト運輸。Amazonなどで荷物を注文すると、ヤマト運輸から荷物が届くということも結構多いですよね。
直営店が近くにある場合、積極的に持ち込みで利用するという人もいるでしょうし、ネットオークションの出品物を発送する際にヤマトを指定するという人も少なくないはず。
身近な運輸サービスとしては広く認知されているヤマト運輸ですが、実はあまり顧みられていない便利な割引サービスも少なくないのです。
そこで今回は、その割引の代表的なものをいくつか紹介していきましょう。既にご存じの方にとっては退屈な内容かもしれませんが、よく割引の概要を知らないという方は、ぜひご覧ください!
「持込割」は最大150円の割引をしてもらえる
運送会社の直営店に発送する荷物を持ち込むと、いくばくかの値引きになるというのは昔からある仕組みなのでよく知られているところです。
今の時代は、直営店だけでなく、取扱店やコンビニエンスストアでも「持込割」が適用となります。
その割引額は通常100円、クロネコメンバー会員なら150円。どちらも額としては微々たるものではありますが、100円から150円であっても値引きが重ねればそれだけ恩恵も大きくなります。
通常 | クロネコメンバー |
100円引き | 150円引き |
頻繁に荷物の発送をするという方は、ぜひ持込割の活用をしてみてはいかがでしょうか。
「クロネコメンバー割」なら最大15%割引が適用
先ほど持込の際にクロネコメンバー会員なら150円引きとお伝えしましたが、そもそもクロネコメンバー会員になっておくこと自体が、もっと大きな値引きに通じるところでもあります。
クロネコメンバー割とは、ヤマト運輸で使えるオリジナルの電子マネー制度。チャージと利用ができるサービスで、代引きや運送保険以外のヤマト運輸のサービスで使用することができます。
クロネコメンバー会員になると宅急便の送料が10%割引となり、電子マネーのチャージも1,000円単位から可能となります。
もう一つ、もっと頻繁にヤマト運輸を使うという利用者向けに、クロネコメンバー割BIGというサービスも用意されています。こちらですと宅急便の送料が15%割引が適用。さらにチャージ単位も10,000円からとなり、頻繁なチャージの手間も掛からなくなります。
発送方法 | クロネコメンバー割 | クロネコメンバー割BIG |
宅急便送料の割引率 | 10% | 15% |
チャージ単位 | 1,000円 | 10,000円 |
1回あたりのチャージ金額 | 3,000円~29,000円 | 50,000円~100,000円 |
チャージ金額上限 | 100,000円 | 100,000円 |
クロネコメンバー割は、クロネコメンバーズカードのうちの1券種、電子マネーカードに搭載されていますので、クロネコメンバーズに申込をして取り寄せるという形になります。詳しくは公式サイト(クロネコメンバーズカード)の「電子マネーカードの発行方法」をクリックしてご確認ください。
「デジタル割」という便利機能を使うと60円割引が適用
ヤマト運輸では「デジタル割」と呼ばれる割引サービスも導入しています。
宅急便を送る際、送り状を入力してスマホにかざすことで発送ができ、なおかつ1つ発送ごとに60円の割引が可能となります。2次元コードを使っての発送となりますので、最近はこの方法で手軽に発送するという方もだいぶ増えているようです。
次に、「らくらく送り状発行サービス」というものも紹介しておきましょう。
このサービスはネットで事前に送り先を登録しておいたり、アプリで送り状を作成して発行予約をすることで、ヤマト運輸の直営店にある店頭端末「ネコピット」から送り状が発行できるという仕組み。こちらもデジタル割適用で60円の割引となります。
また、自宅にカラー印字対応のプリンタさえあれば、自宅で送り状の発行も可能です。
この場合、印刷した送り状をヤマト運輸の直営店に持ち込むことで、60円の割引適用となります。ただしこのサービスはAndroidには対応していないため、iPhoneかパソコンを使ってのプリンタ出力の場合のみの適用となるのでご注意ください。
受け取り場所を直営店に指定すると、1個につき60円割引
不在が多い場合、荷物の受け取りを自宅以外に指定する方も結構多いですよね。こういうとき、直営店を指定して受け取りを済ませることでおトクな割引が適用となります。
ヤマト運輸の直営店を受け取り場所に指定するだけで、荷物1個につき必ず60円の割引となりますので、近所に直営店がある場合はぜひ活用してください。
不在中に荷物が届いて二度手間、ということも減らせますので一石二鳥と言えるでしょう。
いつも便利なヤマト運輸、割引サービス活用でより便利に
ということで、今回はヤマト運輸を利用する際の各種割引サービスについて紹介していきました。
値引き自体は、その額もクロネコメンバー割以外は微々たるものではありますが、こういうのは長く利用していくとなかなかバカにできないぐらいの節約になるものです。
昨今はコロナ禍もあって巣ごもり需要もあり、宅急便を利用する頻度も高くなった方も多くなりました。ヤマト運輸の割引を上手に適用させて、少しでもおトクに、手元にお金を残しておきたいものですね。
参照:ヤマト運輸