ラグジュアリーカード、チタンとブラックどちらを申し込むべき?年会費とスペックの違いを比較してみよう

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ラグジュアリーカード、チタンとブラックどちらを申し込むべき?年会費とスペックの違いを比較してみよう

クレジットカードは、所持していることで手早く決済を済ませることができるため、日頃から活用しているという方も多いものです。

最近は新型コロナウィルス感染症対策に、キャッシュレス決済も有効と謳われていますが、コロナ禍以前よりクレジットカードの所有はメリットも多く、またある種のステータスという側面もありました。

昨今さまざまなクレジットカードが存在しますが、今回は現在アメリカ、日本、中国で事業展開されている、ラグジュアリーカードに焦点を当ててみましょう。
ラグジュアリーカードでは「ゴールド・ブラック・チタン」3種類のクレジットカードが提供されています。

このうちゴールドの加入は招待制。ブラック、チタンカードの利用実績がある程度蓄積されることで加入の招待がなされるという仕組みですので、ゴールドカードからいきなり加入というわけにはいきません。

そこでこちらのコラムでは、一般的な申込制のクレジットカードであるチタンとブラックについて、年会費や特典の違いを紹介していきましょう。

ラグジュアリーカードを利用したいとお考えの皆さまは、是非双方の違いを確認した上で申込を検討してみてくださいね。

目次

ラグジュアリーカードって、どんなクレジットカード?

ラグジュアリーカード
出典:LuxuryCard

本題に入る前に、まずはラグジュアリーカードという事業そのものの来歴を、簡単に紹介しておきたいと思います。

ラグジュアリーカードは、2008年にアメリカで創業されたクレジットカード会社で「新しいライフスタイルを提案する」というテーマのもと、カスタマーファーストを掲げて事業がスタートしました。

海外事業拠点の1か国目として、2016年に日本でも提供が開始され、2018年には中国でも事業が展開されるようになりました。現在、3か国でラグジュアリーカードが利用されているということになります。

屋号にもなっているラグジュアリー(LUXURY)について、公式ウェブサイトにおいて「好きな人と、好きなものに囲まれ、自分らしく生きること」と定義しています。

そのためのサポートとなるサービスの提供を、ラグジュアリーカードは心がけているということです。

チタンとブラック、年会費はどちらがお得?

ラグジュアリーカードの券種、チタンとブラック
出典:LuxuryCard

ラグジュアリーカードの中の、申込をすることで審査の末に加入できるサービス、チタンカードとブラックカード

この双方の差異を語る上で、恐らく実際に利用を検討する場合、最初に目が向くのが年会費ではないでしょうか。良質なサービスを受けるには、相応の年会費というものがどうしても必要となってきます。

ラグジュアリーカードの2種類のカードも、年会費には差が生じています。

チタンカードの場合、本会員の年会費は55,000円(税込)。その本会員の配偶者、両親や子どもに対しての発行がなされる家族会員の場合は16,500円(税込)となっています。

出典:LuxuryCard

一方でブラックカードの場合、1ランク上のカード扱いとなるため、本会員の年会費は110,000円(税込)で、家族会員の場合は27,500円(税込)となります。

出典:LuxuryCard

金額の違いは待遇の違いでもあるので差があって当然なのですが、ご覧のようにブラックカードはチタンカードと比較して年会費は2倍です。

ちなみに、双方とも申込は20歳以上が対象で、学生不可となります。他社クレジットカードと同じく、法人決済用カードも用意されており、こちらは法人、団体代表、それから個人事業主が申込可能です。

チタンとブラック、優待の差は実はそこまで違いがない?

年会費に倍もの差があることから分かる通り、ブラックカードはチタンカードよりも特典の度合いが大きくなっています。

ただ、事細かに見てみますと、決してチタンカードの優待がさほどのレベルではないというわけでもありません。

24時間365日対応のコンシェルジュサービス

チタンカードの場合でも、実はゴールド、ブラックと同じく“コンシェルジュサービス”と呼ばれるサービスの利用が可能となります。このコンシェルジュサービスとは24時間365日、いつでも、どこからでも全ラグジュアリーカード会員が利用可能な電話およびメールでの案内サービス。

海外旅行など、土地勘のない場所で旅する場合はどうしてもゆく先々で不都合に見舞われるものです。こういうときにコンシェルジュサービスを利用する。つまりフリーダイヤルでラグジュアリーカードのコンシェルジュに連絡をすれば、無料ですぐに諸々の問い合わせをすることが可能です。

コンシェルジュサービス

コンシェルジュサービスという、旅行先ではあるに越したことがない共通の特典があるのがラグジュアリーカード。ここからさらに双方のカードで利用できる優待特典のバリエーションは広がります。

…と言っても、優待の数はかなり多いため、チタンカードでも、ブラックカードでも差異なく利用できて目に付くものだけをいくつかピックアップしていきましょう。

宿泊施設の優待やラウンジ無料利用などの旅行特典

海外のホテル

まずは世界3000を超える宿泊施設で利用できる、1滞在あたり55,000円相当以上のさまざまな優待が用意されるという点。

対応施設を事前に調べておく必要はありますが、上記のコンシェルジュサービスを利用すればこれはすぐに解決できるでしょう。優待の内容が気になる場合も、一緒に電話質問できるので問題ありませんね。

さらにチタン、ブラックどちらのカードでも所有さえしていれば、日本国内の主要空港のラウンジに同伴者1名まで一緒に無料で利用が可能。国内だけでなく、世界1300以上の空港でも、ラウンジサービスが無料で使えます。長旅の小休止にはありがたい優待ですね。

また、旅行先の手荷物をカード1枚につき、3個までは無料配送してくれる便利な優待サービスも。旅先で「ちょっと買い物をし過ぎたな」という時には、気軽に利用しましょう。

美術館や映画チケットの無料優待

映画館でポップコーン

優待特典はまだまだあります。ラグジュアリーカードを所有していれば、会員とその同伴者1名までは無料で、何度でも東京国立近代美術館や国立西洋美術館など、国立美術館への入場が無料となります。

他にもTOHOシネマズ、イオンシネマのオンラインチケットを購入することで、ムビチケ前売り券ギフトが、ブラックカード会員なら2枚、チタンカード会員なら1枚毎月提供されることに。

旅行から日々利用する頻度の高いライフスタイルに根差した娯楽まで、ラグジュアリーカードは幅広く優待のチャンスがある、ということですね。

ブラックにあってチタンにない優待特典

ラグジュアリーカード(ブラックカード)
出典:LuxuryCard

もちろん、チタンカードでは受けられない優待を、ブラックカード以上で受けられるということも多くあります。一部を紹介しましょう。

ブラック以上のカード会員の場合、ラグジュアリーリムジンサービスの利用が可能となります。ラグジュアリーリムジンとは、サービス対象のレストランを文字通りリムジン送迎してくれるという優待特典。ブラックカードの場合は往路の片道を送迎してもらえるという、便利な特典となっています。

また、ブラック会員以上が参加できる5つ星ホテルやバーラウンジなどで会員限定のテイスティングイベントも定期開催されており、都度その招待を受けられるという特典も。グルメな方には、これは嬉しいですね。

このように、年会費の差があるためにたしかにチタンカードとブラックカードには、優待の差が生じているのは事実なのですが、全体を俯瞰すればチタンカード会員でも十分取り切れないぐらいの優待が用意されています。

しかも、ここで紹介した優待はあくまでもその一部にしか過ぎません。

ポイント還元の差が、ブラック、チタンの最大の差?

前項ではチタンカードとブラックカードの優待についての説明と、その差について説明をしていったところです。

ラグジュアリーカードはチタンカード会員でも受けられる優待が膨大なので、そうした意味ではブラックカード会員との差は、そこまで感じられないという方もいらっしゃることでしょう。

そこで、明確な差異として紹介したいのがポイント還元。この差です。

チタンカードの場合、カードを利用することでキャッシュバック還元ポイントは1%。一方でブラックカードの場合はこの還元ポイントが1.25%となります。

ラグジュアリーカードのポイント還元比較
出典:LuxuryCard

この0.25%の違いが、年会費の差を埋める程度には大きいということは、カードを使って大きな買い物をしたり、旅行に出かけることを想定すれば納得いただけることでしょう。

また、ラグジュアリーカードは貯まったポイントで交換できる賞品を定期的に入れ替えて紹介しています。その中にはAmazonギフト券やスターバックスのカードチャージなど、日常使い出来るものも多数ラインナップされており、これも大変便利です。

しかもこのポイント交換で賞品を手に入れた際には、カードの種別ごとにお得な還元率となるのも白眉。チタンカードの場合2.2%の還元、ブラックカードは2.75%の還元がなされることとなります。

ポイント還元
出典:LuxuryCard

とにかくチタンカードとブラックカード、どちらも利用してカード決済をすればポイントは付与されるところですが、ブラックカード会員の方はその恩恵は当然大きくなるということですね。

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ブラックとチタン、限度額はそれぞれ異なる!

ショッピング

クレジットカードを利用する際、念頭に入れておくべき要素が、限度額ですよね。ラグジュアリーカードにもグレードごとに当然その限度額は設定されています。

申込を経て入会した場合、初期の利用可能枠はチタンカードで最低でも500,000円から。ブラックカードはこちらも最低1,000,000円辺りと、おおよそこの枠の中での利用は最初から可能となっています。

この辺りは申込の際、利用希望者の収入、職種によって審査が個別に異なるというクレジットカードあるあるの差異が設けられているため、ある程度は融通が利かない部分もあるかもしれません。

どのみち、チタンカードもブラックカードも、いきなりジャンジャン使ってショートしてしまえばゴールドカードのインビテーションが届く可能性も低くなるので、無理なく運用するのが一番ですね。

海外旅行の際の傷害保険の付帯に違いはなし!

旅行

ラグジュアリーカードのチタンカード会員、ブラック会員ともに、入会時典で海外旅行傷害保険の利用が可能となっています。

個人賠償責任保険の付帯は、今の時代はクレジットカードにあって当然のサービスなので、ここでのカードのグレードによる違いはありません。その付帯内容についてですが、海外でもしもの事態に見舞われた場合、傷害保険は最高1.2億円

また、国内旅行における傷害保険の付帯も可能で、チタンカード、ブラックカードともに“旅行代金をラグジュアリーカードで支払った場合”、最高1億円の補償がなされます。

国内においての万が一の事故に関して、いざとなった場合に間違いなく補償を得るためには、たとえ国内旅行であってもラグジュアリーカードを利用しておくことが安心に通じます。

ちなみに、あくまでも国内旅行における保証になりますので、日常生活中で生じる賠償責任等々には適応しておりませんので、この点は認識を間違わないようにしておきたいですね。

お得な特典たくさん!ライフスタイルに合わせて選択できるラグジュアリーカード

今回の記事では、ラグジュアリーカードにおけるチタンカード、ブラックカードの優待、特典、ポイント還元の違いなどについて説明しました。

招待制であるゴールドカードが最上位ではあるものの、ステータスカードとしてチタンもブラックも十分なメリットを有するクレジットカードサービスであることは間違いありません。

チタンカードの時点で優待の数も多く、そのほとんどがブラック以上のカードと比較してもさほど不自由がありません。

一方でブラックカードはクレジットカード利用の際のポイント還元率が明確にチタン以上の数字として残るため、お買い物がますます楽しくなるのは確実でしょう。

どちらのカードを所有する上でも特有のメリットがあります。
ご自身のライフスタイルを尊重し、無理なく便利に使えるカードを選んで申し込んでみてはいかがでしょうか?

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この記事を書いた人

主にネットニュースサイトへの執筆で生計を立てている文筆業。“男性はあらゆる点で女性より弱い”を信条に、恋愛や芸能コラムに取り組む。いくつかの食い扶持に困るような資格を持ち、特技はパチンコ台の釘調整や潜水、人形製作など多数

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