マイナポイントの申込期限の延長はいつまで?今からでも満額もらえる対象者とは

当ページのリンクには広告が含まれています。
マイナポイントの申込期限の延長はいつまで?今からでも満額もらえる対象者とは

2020年からテレビCMも繰り返し放映されてきたことで、認知度も高まったマイナポイント総務省が推し進めるマイナンバーカード普及のためのキャンペーンの一環として、キャッシュレス構想を組み込んだこのポイントサービスは、上手に使うとお得にお買い物をすることが可能になります。

ただ、現状では総務省から積極的に市井の方々にその利点をアピールするというほどには至っていないというのが実情です。目ざとく情報をキャッチしている人が得をする、という形になってしまっているのがちょっと残念ですよね。アンテナを張っていないと、いつまでもその存在に気付かないまま…という方もいらっしゃいます。

マイナンバー制度が導入されて時間も経過しました。いまだに通知カードはあるけど、マイナンバーカードは作っていないという方も少なくないかもしれません。マイナポイントを効果的に使うには、マイナンバーカードの申請が不可欠なので、ちょっと敷居が高く感じられる部分もあるでしょう。

一方で、上手に活用すれば日々のキャッシュレス決済がお得になるのも事実。そこで今回は、マイナポイントのアレコレについてのお話をしていこうと思います。

目次

マイナポイントって何?軽くおさらいしてみよう!

まず、マイナポイントとは何ぞやというところから話を進めていきましょう。
このポイントは、国がキャッシュレス決済を普及させるために用意したキャンペーンであり、マイナンバーカードを用いて申込を行う必要のあるサービス。

既存のキャッシュレス決済サービスと違い、総務省の管轄ということもあって利用までやや手順が多いのが特徴かもしれませんね。まず、既にマイナンバーカードを発行していること。これが大前提の条件となります。

さらに自身の端末(パソコン、スマホなど)や各地に設置されている手続スポットと呼ばれる支援端末で、マイナポイントの予約を行う必要があります。
手続スポットは全国の郵便局、イオン系スーパー、みずほ銀行などに設置されていますが、自治体によってまちまちなので事前にチェックしておきましょう。

出典:マイナポイント

マイナンバーカードがあり、なおかつ自身の端末および手続スポットでマイナポイントの予約設定を行えば、申込が可能に。見事マイナポイントの申込が成立すると、最大5,000円分のポイントが付与されるという形となります。

実際マイナポイントってどうやって還元させて、どう使うのかという話なのですが、まず申込の際にご自身で指定したキャッシュレス決済方法でチャージや支払いをします。こうすることでマイナポイントが最大5,000円分まで付与されます。

あとはその還元されたポイントを、申込の際に指定した任意のキャッシュレス決済でお買い物をするときにも使用できるという形になるわけですね。

出典:マイナポイント(対象サービス一部)

一点注意すべきことがあります。マイナポイントと紐づけできるキャッシュレス決済サービスは1つだけという縛りがあるため、普段から利用しているキャッシュレス決済がある場合、そちらと紐づけすべきでしょう。

マイナポイントの申込期限が延長。期間はいつまで?

出典:マイナポイント

実はマイナポイントの最大5,000円分のポイント還元事業については、必須となるマイナンバーカードの申請受付が当初の予定では2021年3月末とされていました。しかし、その後この期間が1か月延長され、2021年4月末までに変更になっています。

まだ間に合う方も多数いらっしゃるはずなので「いつまでなのか?」という点については、以下を熟読いただければと思います。

とにかく、21年4月末。この期間までにマイナンバーカードの申請をしていたけど、マイナポイントについては未着手という方は、まだ間に合います!マイナンバーカード申請期間が延長されたこともあり、また総務省もマイナンバーカード普及を推し進めるためにも、マイナポイントの申込期限は21年9月末までの延長を発表しています。

出典:マイナポイント

既に4月末日は過ぎていますので、現在(記事公開時点)マイナンバーカードを申請していないという方は残念ながらポイント還元の対象外となりますが、マイナンバーカードを申請済みの方は、9月末まで還元の猶予があるということですね。

もっとも、欲を言えばいつでも申請できて、いつまでも猶予がある形でポイント還元できるというのが理想ではありますが…。

とにかく、今からでも申し込める対象者になるにはどうしたらいいかと考えた場合、一番重要なのがマイナンバーカードを4月末に申請していたかどうか、ということになるわけです。

申請が済んでさえいれば、今から9月末までの間にマイナポイントの申込を行えば、期限内でセーフ。上限5,000円分までのポイントを付与され、お得にキャッシュレス決済をすることが可能になるとおぼえておくと良いでしょう。

マイナポイント還元対象者
・2021年4月末までにマイナンバーカードを申請していた方
・2021年9月末までの間にマイナポイントの申込を行った方

マイナポイントの還元率について

出典:マイナポイント

先ほどから、マイナポイントの還元ポイントは上限5,000円分であるということを、何度か指摘してきたところです。

このマイナポイントのそもそもの還元率ですが、チャージ、またはお買い物の際に使用した金額の25%であり、上限5,000円ということは20,000円分のチャージないし支払いをすることで付与されるポイント、ということになります。

恐らく多くの利用者さんは20,000円分のチャージを行い、最大還元となる5000円分のマイナポイントを手にしているのではないかと思えるところです。

20,000円って大金ですが、普段使いのキャッシュレス決済であれば、20,000円のチャージや支払いで5,000円分の付与があるって、結構デカいですからね。一度きりとはいえ、還元率がこれほど高いのもちょっと見逃せない部分ですし。

もちろん、あくまでも上限が5,000円分というだけのことなので、別にそこに拘らずにマイナポイントを無理せず、任意の範囲で還元するというのも賢い使い方でしょう。

1,000円分のチャージなり支払いなりで、250円分の付与でも、十分にお得ですからね。

マイナポイントの決済方法はスマホ、クレカどちらがオススメ?

クレカとスマホ

マイナポイントの還元を受けたキャッシュレス決済では、そのポイントをお買い物に使えるというのはここまでに説明したとおりです。

ところで、キャッシュレス決済にも色々と種類はあります。スマホアプリ決済もあれば、クレカ決済もありますが、どちらが使い勝手が良いのでしょうか。

これについては使う方が普段から活用しているキャッシュレス決済方法が一番しっくり来るということで間違いはないはず。現行でサービスが提供されている多種多様なキャッシュレス決済に対応していますから、お手持ちの決済方法にそのままマイナポイントを付与しておけば間違いなし。

むしろ、マイナポイントの還元は先ほども書いたとおり、1つのサービスにしか紐づけできません。ですので、普段クレカ決済ばかりなのに、何となくスマホ決済にしたり、その逆をやったりすれば、それだけ利便性が乏しくなると考えられます。
下手をするとあまり使わない決済方法と紐づけしたために、いつまでもポイントが死蔵されるということにもなりかねません。

あまり難しく考えず、いつも使っている贔屓の決済サービスに、気軽に付与させておきましょう。

あわせて読みたい
【2023年】年会費無料クレジットカード特集!本気でおすすめしたいお得な券種を徹底比較 だんだんとキャッシュレス決済が浸透しつつある日本。そのきっかけの一つとなった、政府によるキャッシュレス推進施策「ポイント還元事業」が記憶に新しいですが、やは...
あわせて読みたい
キャッシュレス生活をはじめよう!おすすめ電子マネーまとめ 電子マネーに興味があるけれど、本当にお得なのか分からなくて不安 電子マネーは種類が多すぎて迷ってしまう そもそも電子マネーが何なのかよく分かってない など、電子...
あわせて読みたい
キャッシュレス決済でスマート生活!節約も期待できるその理由とは? ここ数年、買い物・サービスに対する支払いのキャッシュレス化が話題になってきています。2019年10月1日からの消費税の増額(8%→10%)に伴い、クレジットカードなどの...

おわりに

マイナポイント還元については、既に多くのマイナンバーカード所有者の方々が実際に活用しているところです。

残念ながらマイナンバーカードを現状申請していない、あるいは4月末以降に申請したという方は還元の対象外となってしまいましたが、この点はもう少し「いつまでに申請すればいいのかという点を総務省がもう少しこまめにアナウンスすべきだったのかもしれませんね。

既にマイナンバーカードを所有している方、あるいは4月末までに申請が済んでいる方で、まだマイナポイントの付与をしていないという場合は、9月末までは満額で5,000円分の還元を得ることができます。

いつまでも時間の猶予も残されていませんので、マイナポイントの使用を検討中の皆さまは、是非お早めに申請ください。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

主にネットニュースサイトへの執筆で生計を立てている文筆業。“男性はあらゆる点で女性より弱い”を信条に、恋愛や芸能コラムに取り組む。いくつかの食い扶持に困るような資格を持ち、特技はパチンコ台の釘調整や潜水、人形製作など多数

目次