楽天カードのリボ払いの仕組みとは?キャンペーンを攻略して利益を得よう

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楽天カードのリボ払いのメリットとは?キャンペーンを攻略して利益を得よう

様々な顔を持つ楽天カードは、豊富なキャンペーンでも知られています。会員各自、実施中のキャンペーン内容が異なるのも珍しい特徴です。

しばしば登場するのが、リボ払い、特にすべてがリボ払いになる「自動リボ」のキャンペーン

リボ払いはわざわざ借金を作る危険なもの。世間のその認識は間違っていません。ですがユーザー側も知恵を使って参加すれば、キャンペーンで利益を得られます。

ハードル高めではありますが、工夫を厭わない方にご案内します。

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目次

楽天カードのリボ払いキャンペーンとは?

リボ払いを使ってもらうため、カード会社はしばしばキャンペーンを実施しています。楽天カードの場合は、次の通りです。

  • 「自動リボ」キャンペーンと、「後リボ」キャンペーンがある
    (この記事では、すべてのカード1回払いがリボ払いになる「自動リボ」について説明)
  • 不定期かつ非一斉実施のため、常に会員各自、自分のキャンペーン情報をチェックする必要がある
  • 自動リボキャンペーンの内容の多くは「●万円利用して、●千ポイント付与」
    (利用額の10%をポイント還元)
  • 「自動リボ設定を維持する最終日」と「月々の支払額」にも細かい指定があるのが通常
    (実際にリボ払いをしないとキャンペーン対象にならない)
  • 自動リボ設定を維持する最終日は、おおむねキャンペーン時期から2~3か月後
  • 月々の支払額設定は、10,000円~29,000円程度
  • キャンペーン参加でもらえる楽天ポイントは、期間限定ポイント

「5万円を後リボで支払って、5,000ポイントをもらう」というのが典型例です。6万円で6,000ポイントのときも、4万円で4,000ポイントのときもあります。1ポイント1円相当のため、10%の還元があるわけです。

キャンペーン参加の手順

キャンペーンの手順を見てみましょう。
準備段階として、毎回微妙に異なる内容を確認するため、要綱を熟読しておくことも大事です。

  1. エントリーが必要
    (楽天カードe-Naviまたはアプリの「キャンペーン」から)
  2. e-Naviまたはアプリで自動リボを登録し、月々の支払額も設定する
  3. 実際にカードを指定金額、1回払いで使う
  4. キャンペーン指定額を超えたら、それ以上カードを利用しないのが望ましい
  5. 毎月の支払額が消滅しない程度に、リボの繰上返済も活用し、残高を減らす
  6. 指定期日が終了したら、自動リボを解除する

キャンペーン参加の心得

キャンペーンを最も効率的に乗り切るための心得です。

  • 月々の支払額は、キャンペーンで指定されるうち、最も高い金額に設定しておく
  • 楽天カードを使わない期間に買い物をする、別のカードが必要
  • 楽天カードでの公共料金引落しはないほうがいい
    (カードを使わないほうがいい期間中にもリボ払いとなるだけでなく、おおむねキャンペーン対象外でもある)
  • 家族カードも活用する
  • 期間限定ポイントの使い道を確立している(楽天ペイや楽天市場等で、すぐ使う自信がある)

キャンペーン対象外の決済に注意

せっかく楽天カードで決済しても、キャンペーン対象外になるものもあります。気を付けましょう。公共料金や税金の大部分は対象外です。

そもそも楽天カードでは、2021年6月より公共料金や税金支払の際のポイント付与が5分の1になりました。最初から公共料金支払に楽天カードを使うべきではありません。

楽天Edyと楽天キャッシュが便利

「楽天Edy」と「楽天キャッシュ」へのチャージは、基本的にキャンペーン対象です(事前に確認のこと)。

チャージによりキャンペーンを達成しておき、達成後、カードを使わないほうがいい期間に入ってから買い物すればいいわけです。

チャージ時の還元率はどちらも0.5%ですが、楽天ペイで利用する際、還元率が1.0%となる楽天キャッシュのほうが有利です。

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楽天カードのリボ払いの仕組み

楽天カードのリボ払いの仕組み
出典:楽天カード

リボ払いの手数料計算の仕組み、そして繰上返済について、基本を押さえておきましょう。

  • リボ金利15.0%
  • 締め日(末日)が過ぎると、支払日(27日)を待たずに手数料が発生する
  • 繰上返済の手段は「振込み」のみ
  • 繰上返済の振込みは、事前に連絡して口座を聞いてから実行
  • 電話しなくても、チャットで事前連絡できる
  • 振込口座は楽天銀行(振込手数料利用者負担)

いかにリボ手数料を減らすかが肝心です。
さらに細かく見ていきましょう。

リボ手数料回避はできない

リボ払いにも種類があります。
締め日を過ぎても手数料が発生しないタイプ(初回手数料無料)もあります。この場合、リボ払い設定にしていても、支払日にリボ残高を残さないようにすれば、手数料を発生させないことが可能です。

三菱UFJニコスのクレジットカードなど、支払額の調整を続ければ、手数料ゼロでリボ払いキャンペーンをクリアできるものもあります。

楽天カードの場合、必ず手数料が発生します。これをいかに削減するかを考えましょう。

リボ手数料はいくらになる?

実際に手数料を計算してみます。
次の条件とします。現在実施中のキャンペーンと同一内容とは限りませんのでご注意ください。

  • 2021年9月1日~末日までに5万円利用する
  • 月々の支払額を1万円とする
  • 2021年10月27日、11月29日に月々のリボ支払があることが条件
  • 2021年11月30日まで自動リボ継続が条件
  • リボ金利15.0%

要件は以上で、以下はユーザーにおいて任意に実行する、手数料削減のポイントです。

  • 10月以降はカードを利用しないこととする
  • 12月1日に自動リボを解除し、残金を繰上返済する
期日リボ残高(円)支払額(円)内・リボ手数料(円)
9月30日(締め日)50,000
10月27日(支払日)40,00010,554554
11月29日(支払日)30,00010,542542
12月1日(繰上返済)030,02424
合計51,1201,120

手数料合計が1,120円ですから、もらえる5,000ポイントのほうが高いことになる成功例です。上記の例では、自動リボ解除後に残高を支払っています。

この点、10月に入ってすぐ3万円を繰り上げ返済してしまうと、さらに手数料がぐっと安くなります。

その例も挙げてみましょう。

期日リボ残高(円)支払額(円)内・リボ手数料(円)
9月30日(締め日)50,000
10月1日(繰上返済)20,02030,00020
10月27日(支払日)10,02010,213213
11月29日(支払日)2010,135135
12月27日(支払日)011
合計50.369369

手数料がかなり安くなりました。ただ、極端な例としてご参照ください。

カードを使い、締め日(9月30日)を超えたばかりの時点で、普通には繰上返済をしないからです。クレジットカードの請求サイト(間隔)を放棄した使い方である点、理解しておきましょう。

ともかく緻密な計算があれば、キャンペーンで利益が得られるわけです。

楽天カードの繰上払いはチャットで申し込む

楽天カードの場合、ATMでのリボ払い随時返済ができないため、事前にカードデスクに、入金日と入金額を連絡したうえで、振込みによることになります。

やや面倒に思えますが連絡はチャットで連絡できます。通話料負担がなく、イライラしないのはメリットです。チャットのサービス時間帯は、午前9時30分から午後5時30分までです。

楽天カード公式サイト(ログインしない)の、「お客様サポート」から進み、「楽天カードAIチャット」に「繰上返済」と送信します。その後指示に従い、オペレーターにつながったらやりとりします。

まとめ

楽天カードの自動リボキャンペーンを見てきました。計算方法上、利益は出しづらいのですが、知識を持ってしっかり取り組めば大丈夫です。

大事なことは、楽天カードを使うとき・一切使わないときのメリハリをしっかりつけることです。

リボ払いの残高をうっかり残すようだと、たちまち手数料が増えていき、キャンペーンの利益などなくなってしまいます。十分に気を付けてくださいね。

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この記事を書いた人

キャッシュレスは単なる支払い手段ではなく、生活を豊かにしてくれますよ。
キャッシュレス関連の記事執筆と、自己アフィリエイト、キャンペーン等の実践で生活している弁天小僧です。クレジットカードは常時10枚持っています。
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