実は間違ってる?今すぐ冷蔵庫を確認したくなる「野菜の正しい保存方法」

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実は間違ってる?今すぐ冷蔵庫を確認したくなる野菜の正しい保存方法

料理をしようと冷蔵庫を開けたら干からびた野菜が…そんな経験をだれもが一度はしたことがあるでしょう。

一度どころか、今も冷蔵庫を開けたらそんな野菜が眠っていたりするのではないでしょうか?

今回は、そんな野菜たちを無駄にしない為の「野菜の正しい保存方法」を紹介していきます。この記事を読み終わる頃には、きっと冷蔵庫の中を確認しにいきたくなるはずです!

目次

安売りの時に買い溜めするだけではダメ

節約として安売りしている野菜を買ったり、一つの野菜を数日に分けて使うことは悪いことではありません。

しかし、それを食べれない状態にしてしまえば勿体ないですよね?重要なのは、安く買った野菜をどう保存するかがポイントとなるのです。

安い時に買って長期保存がベスト

誰もが思う一番の理想はこの”安いときに買って長期保存”でしょう。

野菜にはそれぞれ適している保存方法や保管温度が違います。正しい保存方法を行わなかった場合、2~3日でしなびたり、乾燥してしまって美味しくなくなってしまいます。

捨ててしまうというのは勿体ないというだけではなく、ここ最近で話題となっている食品ロスに繋がります。

とにかく野菜室で保存…は間違っている

冷蔵庫には”野菜室”があるものが多く、その名の通り野菜を保存するための場所です。ちなみに、冷蔵庫と野菜室の違いは温度と密閉度となります。

庫内種類温度密閉度
冷蔵庫2~5度低い
野菜室3~7度高い

野菜室は密閉度が冷蔵庫よりも高く、室内の湿度を高く保つ構造となっています。湿度を高く保つことで野菜の乾燥を防ぐ役割があります。

しかし、すべての野菜にとっていい保存場所ではないということは知っておいてください。

野菜の正しい保存方法

ここからは「野菜の正しい保存方法」について紹介していきます。以下の3種類に分けているので、ご自身が知りたい野菜のところをチェックしてくださいね。

・葉茎菜類(ようけいさい)
・根菜類
・果菜類

※冷蔵保存に関して特に記載がない場合は野菜室に保管を推奨します。

葉茎菜類

葉茎菜類とは、主にほうれん草やブロッコリーといった葉や茎を食べる野菜のことを指します。

ほうれん草・小松菜・春菊

ほうれん草
冷蔵保存の場合(保存期間 約10日)
もし、水滴が付いている場合はしっかりと拭き取り、傷んでいる葉を取り除く。湿らせた新聞紙やキッチンペーパーで包み葉先を上に立てた状態で保存
冷凍保存の場合(保存期間 それぞれ3~4週間)
[生で冷凍]
水気を拭き取り好きな大きさにカットし、冷凍用保存袋に入れて保存。使うときには凍ったまま使用。
[茹でて冷凍]
茹でた後、水気をしっかりと絞りラップで包んでから冷凍用保存袋に入れて保存。使うときは自然解凍で使用。

白菜

白菜
常温保存の場合(保存期間 3~4週間)
まるごとの場合は新聞紙(インク移りが気になるのであればキッチンペーパー)で包む。涼しい場所に立てて保存。
冷蔵保存の場合(保存期間 8~10日)
カットされている場合は芯に深く切れ込みを入れるか取り除く。切り口全体を乾いたキッチンペーパーを当てラップで包む。野菜室に立てて保存か切り口を下にして保存。
 冷凍保存の場合(保存期間 1ヶ月)
[生で冷凍]
ざく切りにして冷凍用保存袋に入れて冷凍。使うときは冷凍のまま加熱調理。
[茹でて冷凍]
ざく切りにして茹でたものをしっかりと水気を絞る。少量ずつラップで包み冷凍用保存袋で冷凍。使うときは自然解凍で使用。

キャベツ・レタス

キャベツ
冷蔵保存の場合(保存期間 2週間) 
芯をくり抜き、そこに湿ったキッチンペーパーを詰める。全体を湿らせた新聞紙やキッチンペーパーで包みビニール袋に入れて保存。

ブロッコリー

ブロッコリー
冷蔵保存の場合(保存期間 10~14日)
茎の根元1cmほど切り落とし、根元がつかるくらいの水を入れたコップにブロッコリーを立てる。全体をポリ袋でふわっとかぶせ野菜室ではなく、冷蔵庫で保存。
冷凍保存の場合(保存期間 3~4週間)
茹でずに生で保存することがおすすめ。しっかり洗って、水気を切り茎は厚めに切ってラップにつつむ。房部分は小分けにして冷凍用保存袋に入れて保存。使うときは凍ったまま調理。

もやし

もやし
冷蔵保存の場合(保存期間 8~10日、2日に1回水の取り替え)
袋からだして容器に移す。もやし全体にかぶる程の水を注ぎ蓋をして冷蔵庫かチルド室。
(この保存方法はビタミンなどの栄養素が水に溶け出るためあまりおすすめではない)
冷凍保存の場合(保存期間 約3週間)
未開封の場合はそのまま冷凍庫へ。開封済みの場合は冷凍用保存袋に入れて空気抜き冷凍。
(一度冷凍してしまうとシャキシャキ感が無くなる)

ネギ

ネギ
冷蔵保存の場合(保存期間 10~14日)
瓶や袋のサイズにネギを切り、立てた状態で瓶や袋に入れる。瓶や袋のそこ2cmほど水を注ぎ倒れないように保存。
冷凍保存の場合(保存期間 3~4週間)
そのままでもカットしていても冷凍用保存袋に入れて保存。

玉ねぎ

玉ねぎ
常温保存の場合(保存期間 3~4ヶ月)
夏場以外であれば洗濯ネットやかごなどの風通し良いものに入れて保存。
冷蔵保存の場合(保存期間 皮付き2ヶ月 皮なし1ヶ月)
皮付きの場合は1~2個ずつ新聞紙に包んで保存。皮なしの場合は1個ずつキッチンペーパーで包んで保存。
冷凍保存の場合(保存期間 1ヶ月)
好きな大きさにカットしてから生で保存。使う分ごとにラップで包み、冷凍用保存袋に入れる。

根菜類

根菜類とは主に大根や人参などの根っこの部分を食べる野菜のことで、じゃがいもなどの芋類も根菜類に含まれます。

人参

人参
冷蔵保存の場合(保存期間 2~3週間)
キッチンペーパーで1~2本ずつ包んでポリ袋に入れて保存。
冷凍保存の場合(保存期間 1ヶ月)
生のまま好きなように切り、使う分ずつラップで包む。

大根

大根
冷蔵保存の場合(保存期間 10日)
新聞やキッチンペーパーで包み保存。濡れてきたら取り替え。
冷凍保存の場合(保存期間 3~4週間)
皮をむき好きなように切って冷凍用保存袋に入れて保存。大根おろしの場合は水気を絞って冷凍用保存袋に入れて保存。
(割り箸などで溝を付けておくと使いやすい)

じゃがいも

じゃがいも
常温保存の場合(保存期間 1~2週間)
買った袋からだして新聞で包み、風通しの良い日陰で保存。
冷凍保存の場合(保存期間 1ヶ月)
泥をしっかりと洗い冷凍用保存袋にそのまま入れて保存。
(長持ちはするが味が落ちるのであまりおすすめではない)

果菜類

果菜類とは主にきゅうりやかぼちゃなど実を食べる野菜のことで、オクラや枝豆などの豆類もこの果菜類に含まれます。

きゅうり

きゅうり
冷蔵保存の場合(保存期間 10~14日)
キッチンペーパーで1~2本を包み、袋に入れて枝についていた方(太い方)を上にして立てて保存。
冷凍保存の場合(保存期間 1ヶ月)
切って塩もみをして5分ほどおいてから水気を切る。使う分ずつラップで包み冷凍用保存袋に入れて保存。使うときは自然解凍か流水解凍。

トマト

トマト
冷蔵保存の場合(保存期間 10日)
1つずつラップかキッチンペーパーで包み、袋に入れる。ヘタの部分を下にして保存。
冷凍保存の場合(保存期間 1ヶ月)
まるごと保存する場合はヘタを取らず、2~3個ずつ冷凍用保存袋に入れて保存。刻んで保存も可能で冷凍用保存袋にいれ空気を抜いて割り箸などで溝を付けて保存。

正しい保存方法で最後までしっかり使って食品ロスをなくそう!

野菜を見つめる女性

今回は、よくスーパーなどでついつい買い溜めをしてしまう、食卓によく出てくる野菜についての保存方法を紹介しました。節約という面だけではなく、現在の日本では食品ロス問題はよく取り上げられています。

正しい保存方法を行えば、野菜が食べれない状態になることが少なく、最後までしっかりと食べることができ、食品ロスの減少にもつなげることができます。今日買った野菜から、正しい保存方法を実践してみましょう!

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この記事を書いた人

京都府在住。過去に保育園給食や障害児童デイサービスでの勤務経験があります。日々2羽の文鳥に邪魔されながらもWebライターとして終活・飲食・就職・副業・暮らしなど幅広いジャンルの執筆に取り組んでいます。
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