簡単1分!タイプ別診断あり 格安SIMカードの失敗しない選び方 完全保存版

格安SIMカードにまつわる細かい疑問を解消【STEP3】

本記事では格安SIMカードに乗り換える上で、ふと気になる細かな疑問についてQ&Aでご紹介します。格安SIM契約時に安心して申し込みができるように、解説します。

最低利用期間・解約金はどのくらい?

A.MVNO各社によるが、期間:6ヶ月~2年、解約金:約6,000円~12,000円

携帯電話を利用している人が注意しなければいけない点の1つとして、最低利用期間があります。例えば大手3大キャリア(docomo、au、SoftBank)の場合、これまで2年契約が一般的でした。(2019年9月現在、各社2年縛り廃止の流れがきています)

最低利用期間よりも前に解約をすると、解約金(違約金)を支払わなければならないこのシステム。このシステムは、MVNOの格安SIMにも存在します。

MVNO各社の概要を確認してみると、データ専用SIM・音声通話対応SIMなどといったSIMカードのプランよっても変わってきますが、だいたい「最小6ヶ月~最大2年」「約6,000円~12,000円」という期間でした。

アメフリに掲載中の格安SIMカードは以下のような感じでした。

格安SIMサービス 最低利用期間 解約金
U-mobile(ユーモバイル) 6ヶ月 6,000円
UQモバイル 2年 9,500円
nuromobile 1年 12,000円
J:COM MOBILE 2年 8,400円
UQモバイル(BIGLOBE) 2年 9,500円
IIJmio(みおふぉん)端末セット 1年 12,000円
IIJmio(みおふぉん) /SIMカード発行 1年 12,000円
IIJmio(みおふぉん)/ eSIM発行
OCNモバイルONE/SIM発行 6ヶ月 8,000円
OCNモバイルONE(端末セット 2万円未満) 6ヶ月 8,000円
OCNモバイルONE(端末セット 2万円以上) 6ヶ月 8,000円
楽天モバイル/データSIM 6ヶ月 9,800円
楽天モバイル/通話SIM 1年 9,800円
楽天モバイル/スーパーホーダイプラン 1年 9,800円
LIBMO(リブモ)/端末あり 1年 9,500円
LIBMO(リブモ)/端末なし音声通話あり 1年 9,500円
LIBMO(リブモ)/端末なし音声通話なし

※2019年9月末現在:情報記載時より更新が間に合わず、変更点が修正されていな場合もありますので、念のため公式サイトをご確認ください。

解約金(違約金)を払わないようにするためには、以下のことに注意するとよいでしょう。

  • 意地でも使い続ける
  • 解約のタイミングを把握(更新月など間違えないように)
  • 最低利用期限のない格安SIMを選ぶ
  • 乗り換えキャンペーンなどを利用して解約金を実質ゼロ円に

家族で契約したほうがお得?

A.家族割プランがないMVNOもあるが、プランがある場合は使うとお得

MVNOの格安SIMを使うことの最大のメリットは、やっぱり月額料金が安いこと。

格安SIMプランのオプションを付け過ぎちゃうと、結局キャリアの時とあんまり変わらなかった…という人は、ごくたま~にいると話を聞きますが、その他のほとんどの人は「月額のスマホ代が安くなった!」と思っているはず。

しかし、さらに安くする方法がもうひとつ。
それは「家族割」を利用すること。

家族1人1人が個々で格安SIMを契約するよりも、同じMVNOを家族で一緒契約すると、トータルコストを安くできます!

例えば、UQモバイルの場合、「UQ家族割」プランというものがあり、子回線は500円/月の値引きが最大2年間あります。

  • 出典:UQモバイル

全てのMVNOに家族割プランがあるのかというと、プランがない業者もあります。
家族割を使いたい人は、気になる格安SIMのプラン種類をよく確認しましょう。

スマホ分割代が残ってるけど乗り換えてもいい?

A.スマホ端末の支払い途中でも格安SIMに乗り換えられる

格安SIMの月額料金を知ってしまうと、キャリアの利用料金が非常に高く感じる…これ、あるあるですよね。今すぐ格安SIMに乗り換えようと思っても、スマホ端末代金の支払い終わってないし、このままだと2年契約の途中だから解約金かかっちゃう~と半泣きの人もいるかもしれません。

でも、大丈夫!スマホ端末の支払いが終わってなくても、解約可能です。そして、解約したから一気に残りの分を支払わなきゃいけないんじゃないの?と不安な人もいると思いますが、ご安心ください。残りのスマホ端末代金は、キャリアの契約を解約した後も、分割払いの状態で支払いができます。

また、最低利用期間を過ぎていないうちの解約で解約金がかかってしまうとなった場合は、そのキャリアへの解約金支払いは逃れられないですが、乗り換えを検討しているMVNOでキャンペーンを行ってはいないでしょうか?

多くのMVNOで、契約時にキャッシュバックキャンペーンを行っていることがあります。
高額なところでは25,000円ほどのキャッシュバックが受けられることも…!(契約するプランにもよります)

つまり、元々のキャリアでの解約金が20,000円かかってしまうことになってしまっても、20,000円を超えるキャッシュバックがある場合、

キャリア解約金(-20,000円)→MVNO契約キャッシュバック(+25,000円)→実質プラス5,000円!

解約金がかかると思ってたのに、むしろプラスになっちゃうなんて(笑)

格安SIMを乗り換える際は、キャンペーンの開催状況をよく確認しましょう。

テザリングはできるの?

A.テザリング可能だが、スマホ端末による

テザリングとは、スマホから電波を飛ばしてパソコンやタブレット端末などでもインターネットを使える状態にすることをさします。

ここで重要なのが、格安SIMでテザリングができるかどうかではなく、正確には格安SIM対応のスマホでテザリングができるか、という確認が必要ということ。

古いスマホ端末はテザリングできないものもあるようですが、比較的新しめのモデルはテザリング対応しているものが多いですね。

テザリング対応端末かどうかは、該当のスマホ端末の公式オンラインサイトなどを見て確認しておきましょう。